<床暖房は ”イキチ” をのむ!?>

床暖房(=輻射暖房としての床暖房)は立ち上がりに時間がかかります。
<床暖房のよび方>も参照して下さい。
その立ち上がりは、

→時間 |
試運転などをしていると特に感じるのですが、わかっていても 「早く立ち上がらないかな」とイライラすることがあります。
しかし、適切な能力で働かせるといつかは快適ラインに達します。
ある一瞬「あ、立ち上がったな」と感じます。そしてその後は「暖かいな」、またしばらくすると「あついな」と感じます。
その感じ方が変わる値を 「閾値」(=イキチ)と言いますよね。
でも話し言葉で 「イキチに達したね」と言っていると、通りかかった人が一瞬「えっ!」とした顔をして通って行きます。文字で書くと何ともないんですが・・・・・。
ですから話し言葉のときは、あえて 「閾値」(=シキイチ)と言って区別しています。
( 「化学」を話し言葉では「バケガク」と言ったり、「市立(シリツ)○○高校」を 市立=「イチリツ」と言ったりしますよね。)
さて、その閾値は前掲のように カーブが相当 横になった所にあります。
何が関係してくるかというと、温度調節する際に、最後の(イキチに達する)0.5℃、1℃が ランニングコスト に大きく影響するのです。
カーブを見ていただくとわかっていただけますよね。
床暖房としては、快適に感じるギリギリのイキチで運転してもらいたいものです。 記事一覧へ戻る
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